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 水橋郷土史料館だより No.25(平成15年12月3日)

 お知らせ

 追悼

 私たちは、今年二人の郷土史の先覚を失いました。敬意と感謝をこめて謹んで哀悼の意を表します。

 京田 良志 氏

 石造美術研究家の京田良志先生は5月、70歳で逝去されました。先生は高校の日本史教諭として勤めながら、京都史跡美術研究家の故川勝政太郎氏に師事され、散在する石造物の調査に専念し、県下の石造物について多数の著書を出版されています。
 本館でも、平成11年中村八幡遷宮の折や平成9年水橋近郊の石仏調査などお願いした時は快く応じてくださり、調査報告など詳細に書いてお送り頂きました。誠実で真撃な学究態度には敬服するばかりでした。日本海文化研究所長として更なるご指導を期待しましたが、あまりにも早いご逝去は痛恨の極みと言わねばなりません。

 堀田 次修 氏 前常務理事

 堀田次修氏は9月、81歳で逝去されました。
 氏は本館創立時には評議員として、その後理事に選任され、一時期は館長代行を勤められました。以来現在に至るまで本館のために尽力された功績は枚挙に遑がありません。特に、話術にも文章にも長け、その該博な知識を多くの人々に伝えられました。ことに「郷土が生んだ二十代横綱梅ヶ谷」の編集、「郷土水橋の先覚第一集・第二集」の編集・出版や、初代理事長石金長四郎氏の胸像建設実行委員長としての業績は永遠に残るものです。
 なお、9月6日の葬儀には金木副理事長が理事長代理として霊前に弔辞を捧げました.


・寄贈者氏名

 ご厚志感謝いたします。(敬称略、順不同)

 図書・物品等
  吉見 万里雄、土井 修、小松 外二、佐竹 徳文、狐塚 義雄、鶴山 徳顕
  石黒 磊三、菊池 徳男、篠田 卓明、浦田 正喜、浅井 保明、尾島 徳之
  佐渡 与志伸、浜田 康治、野中 多佳子

 篤志寄付金
  伊藤 昭、直江 利三郎、中谷 喜久弥、堀田 次修、桜井 利一、土井 修
  篠田 卓明、浦田 正喜、角川 照子


・お知らせ

□今年度次の役員の交代がありました.
  退任常務理事   堀田次修氏、尾島 礼氏
  新任常務理事   角川七次氏、鶴山 登氏
  新任理事   直江道雄氏、篠田卓明氏
□冬季休館 例年通り12月10日(水)〜翌年2月20日(金)の間休館させていただきます。
□当館発行「水郷の地の五俳人」「郷土水橋の先覚」「みずはしの絵馬」「水橋郷土史料館20年の歩み」「梅ヶ谷伝」在庫あります。希望の方には実費で頒布いたします。
□水橋郷土歴史会発行「水橋の歴史」U〜W集在庫あります。
□平成15年の主な入場団体は、次の通りです。
 ・富山観光物産センター友の会
 ・富山城同好会
 ・大山町歴史民俗研究会
 ・教職員厚生部富山支部
 ・高志授産ホーム
 ・「河」全国大会「立山山麓の旅」一行
 ・高齢者福祉施設「やすらぎの郷」
 ・水橋筆塚ウォーク一行
 ・三成中学校
 ・水橋中部小学校
 ・水橋東部小学校
 ・水橋高等学校
 ・水橋中学校
 ・水橋西部小学校
 ・上条小学校


・あとがき

 イラク攻撃で年が明け、際限のない自爆テロなどで暮れていくそんな思いのする年でした。
国内でも、子供虐待や両親殺傷といった事件、凶悪な強盗傷害事件などが頻発しています。  もちろん、心温まり励まされるニュースもありましたが、不況や犯罪の多発といった暗い世相には、わずかな慰めでしかありませんでした。
 それにつけて思うのは、過去に人々を束縛した数々の古い制度も、世の秩序と安全を保つための先人の優れた知恵ではなかったかということです。史料館の展示物品一つ一つには、その時代を生きた人々の血が通っていて、自分たちの知恵が現在どのように受け継がれ役立っているか、そしてどんな未来を築いていくかを見守っているような気がします。
 史料館だよりをお届けします。貴重な原稿をいただいた方々には厚くお礼申し上げます。整わない部分もあるかと思いますが、なにとぞお許しください。
 歳末まで一ケ月を切りました。せめて私たちの手で地域に明るい話題を一つでも多く作っていい年を迎えたいものと思います。

 
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2004.1.17